白斑問題に社会が揺れた!ロドデノールって何?

ロドデノールという美白成分はご存知ですか?

カネボウ化粧品が開発した医薬部外品有効成分です。

メラニン生成を抑制する効果が高く、シミ・そばかすを防ぐ効果を有するとして、2008年厚生労働省の認可を取得し、カネボウ化粧品によっておよそ300人の治験を実施し、安全性の確認がなされました。

その後数年にわたって全国の百貨店等で累計436万個以上のロドデノール配合美白化粧品が販売されました。

2013年にロドデノール配合の製品使用によって、3名の人に肌がまだらに白くなる「白斑」が出現。

皮膚科医からカネボウ化粧品に連絡が入ったのを皮切りに、次々と同様の症例が発見され、最終的には1万4千人以上もの被害者を出すこととなり、大きな社会問題に発展しました。

カネボウ以外でロドデノールを配合した商品はある?

ロドデノール配合美白化粧品は、次の会社の製品にも使われていました。
  • カネボウ化粧品と関連会社である株式会社リサージ
  • 株式会社エキップ(RMK、SUQQU)

回収費用はおよそ50億円。8ブランド54製品が白斑との関連性の懸念を理由に自主回収となりました。

カネボウグループ以外では9社15製品で16名の白斑被害の報告がありましたが、いまだ因果関係は明らかになっていません。

ロドデノール以外の美白成分の安全性


衝撃的なロドデノールによる白斑被害のニュースによって、美白化粧品全体への不信感を感じてしまった方も多いのではないでしょうか。

有効美白成分は、ロドデノール以外にも多数存在していますが、その安全性を知っておくのは美白化粧品を使う上で必要なことと言えます。

ここでいくつかご紹介します。

ハイドロキノン

シミやくすみに悩む美白の切り札と呼ばれる成分で、40年以上も前から医療現場において使われてきた実績を持ちます。

濃度によっては医師の処方箋が必要な医薬品ですが、化粧品に配合されたハイドロキノンは、低刺激で変質変性を防ぐ加工がされていて、安心して使える美白成分です。


アルブチン

ハイドロキノン誘導体であるアルブチンは、ハイドロキノンほどの即効性はないものの、刺激がほとんどなく安心して使える成分です。


ビタミンC誘導体

角質層を通過して皮膚内にある酵素の力でビタミンCに変化する成分で、メラニンの生成を抑制したりコラーゲン生成を促進する効果があります。

エクスレシド

セイヨウトチノキの実や葉、樹脂から取り出した成分です。メラニンを黒化させるチロシナーゼにダイレクトに働きかけて、メラニンの生成を抑制します。

炎症を起こしやすい敏感肌に対しても使うことができる、穏やかな美白成分と言われています。

エクスレシド配合の化粧品
ディセンシアサエル


コウジ酸

美白ブームの火付け役の成分で、海外の大手メーカーの美白成分にも採用されていて、安全性の確認が十分にされている成分です。

メラニンの生成を促す情報伝達物質の発生や、炎症・活性酸素の発生を抑え、シミ・しわ・たるみなどの原因からお肌を守ります。

コウジ酸配合の化粧品
デルメッド
など